トレス絵の仕方~線画、ベタ塗りまで~

前から友達にトレス絵またはトレス動画ってどうやるの?と言われていたので、ちょっと良い材料があったのでざっくり解説でもしようかと…思います。
相変わらずの独学っぷりなので、私よりも分かりやすい方はごまんといるので分かりづらかったらそちらをご参考ください。

まずトレスする画像について。
今回はこちら↓
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家庭教師ヒットマンリボーンの「ファミリア」EDをトレスします。
ではまずこの画像についてから。

元となるED動画を「Craving」でダウンロードし、「Aviutl」というフリーソフトのBMP連番で動画を一枚絵に書き出します。
動いているものをアニメーションスタッフの方々が描く「セル」の状態に戻す作業です。

ここの時点で画像が300枚とか発生しますので、専用フォルダをつくってそこに保存することをお勧めします。
上記のソフトに付いては、検索をかければすぐに出てくると思いますのでそこは自力でお願いします。

そうして大量に出来上がったBMP。
ここからが地道な作業の始まりです。

(ここから動画。絵の場合はスキップ可能)
まず大量に出来上がった画像。
0-1

こんな感じになります。


それらを一枚ずつ見ながら動きがある場合選別する作業です。
ビュアーを使って地道に作業するしかありません。
シーンごとにフォルダを分けていくと効率がいいと思われます。
0-2

こんな感じに…。

今回はそこまで動きのある動画ではないのでそこまで枚数はありません。
そして、選別し終わったらようやくトレス作業の開始です。


【ここからが本番】

今回使うペイントツールはSAIです。
安価で線画を描くにはやはり優れているソフトですね。
フォトショを持っている方もやり方はほぼ同じなので変わりません。

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まず画像を開きます。
このままトレスを初めてもいいのですが、私はまず解像度を上げます。
キャンバスの新規作成で、画像と同じサイズのキャンバスを設定し、解像度を100~200の間にします。
今回は120位でやってます。

そうしたら、各キャンバスの最大化をしてレイヤーにある画像をドラッグ&ドロップ。
元画像→新規キャンバスへ。

そしたらあとは描くだけです。
基本レイヤーを重ね、下の不透明度を下げてガリガリ。


ちなみにこれを元に何をトレスするかというと、
幻想水滸伝ティアクライスの
「マリカ?」「アトリ」「クーガ」「名もなき英雄」の4人です。

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とりあえず、キャストをどうするかゴリゴリと考えます。
元々のキャラクターの関係性などを考慮しながら配置などのバランスを試行錯誤。
体格や、表情とかも色々悩み悩み。
最終的には左から「名もなき英雄」「クーガ」「アトリ」「マリカ?」にしました。

キャストが決まったら早速、下書き。
資料を見ながら、描き換えていきます。

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基本原画の原型をあまり崩さないで行くと、原画の雰囲気を残したままに出来ます。
輪郭や、目の書き方、髪の毛の癖などの特徴を残しながら、ティアクライスのキャラにしていきます。
スパナ→クーガはもう種族から違うので無視りました。


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さて、下書きの完成。
ここまで来たら原画を非表示にして、下書きを中心に描いていきます。

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下書きの上にレイヤーを重ねます。下書きの不透明度を下げ、細かく書きこみも加えて清書します。
特に変わったことはしません。ただ線を黙々と書いていくだけです。
ここらへんで襲ってくるのは、だいたいこんな面倒くさいキャラクターにするんじゃなかったとか、装備めんどくさいとか、どうなってんのこれ、とか挫折したい気持ちですね。
線はなるべく一本で、各線をつなげると後々楽になるでしょう。主に色塗りの時に。
このあたりはデジタルで絵を描くときの定番ですね。線をつなげるとかは。
とりあえず丁寧さを忘れなければいいと思います。雑にして痛い目を見るのは自分ですから。
しかし、自分の納得する方法で描いていくのが一番ですね。


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さて、線画が出来上がったら続いては色塗り。まずバケツでぶちまけます。
しかしこの時に注意したいのが背景とのミスマッチングの色。
アニメ塗りは意外と色が濃くて暗いものを使ってあるんです。
一見したら明るい様に見えると思うんですがそれは背景との色差でそう見えるだけなんです。
では素人がどうやってそういう配色を行えるかというと、実に簡単です。

奥義! スポイト!!

そう、スポイトで吸い上げればいいんです原画から色を。
プロの配色が目の前にあるので、それを使わずして何を使う(`・ω・´)
肌色からスタートして全ての色を取っていきます。また、書き換えるのキャラクターの元からも色を取っておくといいでしょう。
そして、原画で取った色を元に色を作り塗っていきます。
上のようになりました。背景白だと若干暗すぎない?という違和感がありますが↓で背景と合わせると


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意外と違和感が薄れます。
若干白が明るすぎたかな、と思うので修正します。

さて、ここまでベタ塗りまでざっと説明しましたが、影入れと効果についてはまたいつか。
とりあえず影入れも原画を参考にしながら入れれば全く問題はありません。むしろ、いいお手本と言えるでしょう。

トレス2

トレス1
参考にしながら書けばそれっぽく見えるようになります。

あと必要なことは、ヤル気と根気!
描き上げるという思いがあればなんとかなるもんですw


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